愛知県の事業主必見!パパ育休取得で最大190万円!?両立支援等助成金と愛知県奨励金のダブル活用術
- 西川 浩樹
- 12 分前
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「働き方改革」が叫ばれる現代において、従業員の多様な働き方を支援することは、企業の成長に不可欠な要素です。特に、育児と仕事の両立支援は、優秀な人材の確保や定着、そして企業イメージの向上に大きく貢献します。
そこで今回は、愛知県の事業主の皆様に朗報です!男性労働者の育児休業取得を促進することで、最大190万円もの助成金・奨励金を受け取れる可能性があるのです。そのカギとなるのが、厚生労働省の「両立支援等助成金(出生時両立支援コース)」と、愛知県独自の「中小企業男性育児休業取得促進奨励金」です。
1.まずは国の助成金!両立支援等助成金(出生時両立支援コース)とは?
この助成金は、男性労働者の育児休業取得を積極的に支援する事業主を応援する制度です。具体的には、以下の2つの場合に助成金が支給されます。
【第一種】男性労働者の育児休業取得促進
男性労働者が子の出生後8週間以内に連続5日以上の育児休業を取得した場合、1人あたり最大30万円が支給されます。
「うちの会社では、なかなか男性が育休を取りづらい雰囲気がある…」と感じている事業主様もいらっしゃるかもしれません。しかし、この助成金を活用することで、育休取得を後押しする環境整備を進める絶好の機会となります。
【第二種】育児休業取得率の上昇による更なる助成
さらに、第一種を支給された事業主で、男性労働者の育児休業取得率が一定基準以上向上した場合、60万円が追加で支給されます。これは、一時的な育休取得だけでなく、継続的な育児支援体制の構築を促すためのものです。
育児休業取得率の向上は、企業全体の意識改革にも繋がり、より働きやすい職場環境の実現に貢献します。
2.愛知県の事業主は見逃せない!中小企業男性育児休業取得促進奨励金
国の助成金だけでも大変魅力的ですが、愛知県ではさらに手厚い支援制度が用意されています。それが「中小企業男性育児休業取得促進奨励金」です。
この奨励金は、県内の中小企業が男性労働者に育児休業を取得させた場合に、最大100万円が支給されるというものです。
国の助成金(第一種)と合わせると、なんと最大130万円もの支援を受けられる計算になります。
支給額の詳細
14日以上2日未満の育児休業取得:50万円
28日以上の育児休業取得:100万円
この手厚い奨励金は、愛知県が男性の育児参加を積極的に推進していることの表れと言えるでしょう。
3.ダブル活用で最大190万円!
国の「両立支援等助成金(出生時両立支援コース)」の第一種と、愛知県の「中小企業男性育児休業取得促進奨励金」を組み合わせることで、最大130万円の支援を受けることが可能です。
さらに、国の助成金第二種も活用できれば、合計で最大190万円もの資金援助となるのです。
これは、男性労働者の育児休業取得を推進する上で、非常に大きな後押しとなるはずです。
4.助成金・奨励金活用に向けたステップ
これらの助成金・奨励金を活用するためには、いくつかの要件を満たす必要があります。
就業規則等に育児休業に関する規定を整備していること
男性労働者が育児休業を取得していること
その他、各助成金・奨励金が定める要件を満たしていること
詳細な要件や申請方法については、厚生労働省や愛知県の関連機関にお問い合わせいただくことをお勧めします。
今回は、愛知県の事業主の皆様に向けて、男性の育児休業取得を支援する国の助成金と県の奨励金についてご紹介しました。
少子高齢化が進む現代において、従業員一人ひとりが安心して働ける環境を整備することは、企業の持続的な成長に不可欠です。
この機会に、男性の育児休業取得を積極的に推進し、最大190万円の支援金を活用してみてはいかがでしょうか?
貴社の働き方改革を強力に後押しするこの制度を、ぜひご検討ください。
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